【はじまり(最後)】佐久にてシェアハウスからの、御代田と佐久での二拠点での塾運営
はじまり①↓
前の話はコチラ↓
生徒の後ろ姿…
一方じゅくの方は…
2014年頃、
じゅくを
御代田町のコーヒー豆ショップで2、3人で始めたが、
月収はまだ数万円。
その前まで、ルームシェアをしていた友人は
仕事の都合で一時的に東京に住むこととなり、
私はまた一人暮らしに戻っていた。
一人暮らしは家計的にも苦しいし、
何よりやっぱり一人は寂しかった。
もう一人暮らしはコリゴリだ。
某友人が東京から戻ることが決まりそうなある日
ルームシェアをしていた友人の
更にそのお姉さんから、
「ミナが帰ってきたら、3人でシェアしない?」と
お誘いがあり、
私は「神の思し召し!( ゚Д゚)」と、二つ返事でOKした。
3人でルームシェアできるアパートなかなかなく
この佐久・御代田・小諸地区(軽井沢はちょっと別格なので、おいておく)は
学生が少ないのもあってか、東京に比べると1Rや1Kは思ったより少ない。
けれど、2DKや2LDKを格安で借りれる4~5万ほどで借りられる。
ただ3DKや3LDKになると少なく、
(あるっちゃあるが、3人のプライベートが守られる間取りではない)
きっとそのレベルになると、
皆一軒家を建てるか買うか、借りるのだろう。
で、前回友人と2人で住んだ時もそうだったが、
「ルームシェア」目的は大手の不動産屋さんからは毛嫌いされている。
「ルームシェアはね~、ちょっとできないんですよ…」
家族と違って、いつ彼らが(気分で)退去するか、分からないかららしい。
ルームシェア可は、大〇建託のアパートだけだった。
佐久の空き家バンクを利用。
そして今回はこちらを利用。
主に都市からの移住者、定住者向けに始めたと思われるが、
佐久市民や他の町民も利用できる。
ここを探すと、部屋が5DKとか6LDKとか
信じられないくらい広くて格安のお家がいっぱい見つけた。
空き家になった築年数の経った家が多く、
売買が主だが、賃貸も探せばあった。
候補をピックアップして市役所に連絡をする。
窓口に訪れると、ちょうどその日に空く話になった家があり、
当初目星を付けていた家よりも、もっと条件とピッタリの家。
家賃もアパートを借りるのと変わらないくらいの家賃。
私たちの場合は不動産屋さんを通さなかったので、
仲介手数料を払う必要もなく、大家さんと直接契約した。
部屋がいっぱい。広い一軒家。
家は築30年以上だが、5DK(5LDK?)。
3人それぞれ部屋もあって余るくらい。
一つは居間にして、一つ最後の部屋が余る。
大家さんも、友人も、
「じゅくに使ったら?」
( ゚Д゚)!!
当時、御代田のコーヒー豆ショップで来ている生徒は
ほとんど軽井沢の生徒。
場所的に佐久の教室に来てもらった方が都合の良い生徒もいない。
ダブルワークだったので、
早急に佐久の生徒を集める必要もなく、
いつかここでもじゅくができたらいいなあと
ぼんやり考えていた。
軽井沢から佐久までは、基本的に御代田を通らないといけない。
次々と佐久の家にも生徒が来て、御代田と佐久の2拠点へ。
ぼんやり構えていたにもつかのま、
一緒に暮らすお姉さんが
次々と知り合いの生徒さんを紹介してくれた。
「ねえ、みなみちゃん ○○さんのとこなんだけどさ…」
一緒に机と座布団を買いに行った。
徐々に、
佐久の生徒が御代田の生徒と変わらない数になり
いつの間にか、
これはじゅくだけで暮らしていけるかも…
となるくらいまでになってきた。
今に至る。
そして前回でも書いた通り、
ダブルワークの片一方を
2017年7月末で退職。
一本だと生活はカツカツだが、
今は塾に集中して、
今年度最後まで走りきり、
2018年5月のカナダ行きに備えることになった。
これで現在に至ります。
色んな人に助けられ、
夢見る夢子はなんとか幸せに生活しています。
終わり。