自然とじゅくとワタシ

ワーホリ@バンクーバー 30歳「夢見る夢子」。子ども向けオンライン勉強コンサルをはじめる。

【長野移住にっき】2011.1 東京から御代田に引っ越しするまで、人に助けてもらった話

 東京から御代田に引っ越しするまで 

もちろん御代田に知り合いはいなかった。

でも、いいのだ。狭い家とアパートでぎゅうぎゅうになった下町に、お別れを告げられる。毎日電車に乗らなくてもイイ。毎日人とすれ違わなくていい。空気の悪いところを歩かなくてもイイ。

 

東京は悪いところではないけど、貴重な出会いや、もらったものもたくさんあるけど、「長く住むところじゃない」

私は、だだっ広い、茶色と緑と青しかないあの世界に行きたかった。

 

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 私ではなく姉。彼女もこの場所のファンになった。

 

唯一、隣の軽井沢に知り合いがいた。カフェを経営している、社長とママ。学生時代、たまたまGWにリゾートバイトをして、お世話になった。

 

しかし、就職が決まったときは土地勘もなく、軽井沢と御代田が隣ということすら知らなかった。

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再掲。こんな感じ。

ママたちに会いに行くことにした。

 

一人でアパートを探すなんてとんでもない!

ママと社長には子供がいなかった。でもきっといたら、私くらいの年かもしれない。「みなみ~よくきたね~」と、なんだか私は子供のようだ。

ママに御代田で働くことになった。だからまた来た時に、御代田でアパートを探すというと、御代田に来ることをひどく喜んでくれたが、一方「とんでもない!」と。私みたいな土地勘もないし車もないのがどうやって探すのかと。

 

「そうだ! ゆかちゃんなら町の事も詳しいし、きっと助けてくれるわ」

「今日、丁度羊一くんもくるし」

 

ママは携帯をとりだし、誰かと話し始めている。とんとん拍子に話が進み、なぜか私は次回きた時、ゆかさんという人と、一緒に部屋を探していただけることになった。羊一さんとは、ゆかさんの旦那様。

 

きっとママからすると、こんな新卒でまだ世間を知らない女の子がのこのこ一人手ぶらで、「農業するために御代田に住むことにしました~」なんてヘラっ(*'▽')と笑ってるもんだから、「寮にも住めないなんて有り得ない!こんな娘がアパートを探してくらすなんて…」恐ろしく心配になったのだろう。

羊一さんは本当にその日仕事でカフェに来て、おそらく羊一さんは訳も分からぬままきちんと挨拶をしてくれて、名刺までくれた。少しお話をして軽井沢駅まで送ってもらった。どんな人だろうゆかさん。

 

ゆかさん現る。

のちにこの人から塾のためのスペースを借りることとなる。

コーヒー豆やさんの、サンガコーヒーのオーナーさんだった。(正確にいうと、羊一さんがオーナーさんか)

 

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サンガコーヒー @御代田

 

「どうも、尾台です~」

迎えに来てくれた。長いスカートが魔女のような風貌に見える。

ゆかさんは見ず知らずの小娘を自分の車に乗せ、御代田の不動産屋さんまで連れていき、3件の部屋を見せてくれた。

 

どの部屋も広くて、広すぎて、驚いた。私は1ルームで十分だったが、むしろ1ルームや1Kのアパートが少ないのだ。

 

御代田町は、4万円台で 2DKのアパートに暮らすことが可能だった。

(佐久・小諸側にいけばもっとお手頃なアパートもある)

 

※後から分かったが、家賃相場は高い順に軽井沢が相場は1段階高く、次に御代田、そして佐久小諸、の順番に家賃が下がる。

 

しかも、周りにさえぎるものもなく、日当たりがバツグンにいい。東京では、常に周りを遮るものがあり、東京の頃の家賃は、中野区で6万1500円一階の10平米日当たりはほとんど無しだった。よくキノコはえなかったな。

私は車もなかったので、家賃40000円の会社から一番近い部屋を借りることになった。

 

 

なぜかランチまでごちそうになる

 

そして、ゆかさんは軽井沢のPrimoでランチもごちそうしてくれ、人生のあれこれについて話してくれた。

ゆかさんは菩薩みたいに人を受け入れる柔軟な面と、仕事のお金や効率などを考えるような現実的な面の両面の両方を持ち合わせているような稀有な人で、

常識の無いフワフワした私の人生計画にも、突っ込みたいこと満載だっただろうに、「ま、いいんじゃな~い?それも人生だもんね」と「正解なんて、ないのよね」と。

最後サンガコーヒーの席で私は疲れて、うたた寝してしまった。

 

後からこのことを話すと「私もさあなんでさァ、どこぞの見知らぬ娘の世話して一緒に部屋探しまでしてんだろって思ったんだけどさ」と。あ、やっぱりそう思ってたんだ。本当ですよね。「もう、娘みたいなもんだからあんたは」と。

 

私は最初からかなりラッキーだったと思う。知り合いもできたし、引っ越す前から、いろんな人に助けてもらっていた。