【自由な生き方について】世間知らずの小娘が初めての車の事故で学んだ件 多少の損は大丈夫。
実家のゴハンが恋しい。
姉のfacebookよりこんなブログの感想があった。
◼「助けられながら、繋がっていくご縁」
ブログつづきは、長野移住にっき。
大学卒業から農業暮らしを夢見て、ふわふわ~っと感覚値で生きてこうとする妹。
いつかこの子騙されるんじゃないか?と姉は何気に心配していたが、出会う人々に恐ろしいほど助けられていく。その一人がユカさん。御代田にいったら、ぜひサンガコーヒーを訪れてほしい。人生て縁がすべてかもしれない。
騙されていないが…
「いつかこの子騙されるんじゃないか?と姉は何気に心配していたが」
( ゚Д゚)‼
そうだったのか、心配させてごめん。わたしは今の所、誰にも騙されていないよ。
でも、何かしらで損はしているかもしれない('ω')
数年前の事故の話
数年前、4台巻き込む玉突き事故に遭った。私は前から2台目。車はなんとかすぐ隣の駐車場まで無理やり走ったが、おしりはボッコリと潰れ、全損。保険屋さんに相談すると、今回は気の毒だけど、全損した車の時価額しか保険は下りず「今、車を買い替えるために必要なお金」は相手側からはとれないと。貯金も無いので、私は保険屋さんと相談して、すぐローンを組んで中古の車を買うことにした。車が無いと仕事もいけないし、生活できない。しかし、それを聞いて両親が激怒。「なんで何も悪くないおまえが金を払って車を買わないといけないんだ」「事故がなければおまえの車はまだ走ってた」「もう車が走らないからって、時価額しか支払わないなんて冗談じゃない」と。
そりゃ私だって、車を失ったのは大ショック。車はユカさんのお友達から無理やり安く購入させてもらった初めての車で、EKワゴンで「イケ子」という変な名前もつけて、その車がボロボロになるまで乗り続ける予定だった。
無残な姿のイケ子。私は「車は自分で新しいの買う。運が悪かった。でも、ケガがなくてラッキーだった」。ぶつけた人は商品を配送中、前見てなくて突っ込むなんて、プロとしてはどうなのと思ったが、皆に謝って回って、きっと職場にも謝らないといけなくて、お父さんまで小諸から謝ってきて、だんだん気の毒に思ったからこれ以上責め立てるつもりもないし、保険屋さんも不憫なワタシに前の車よりパワーのあるイイ感じの中古の軽を紹介してくれた。もう十分色々してもらってると感じたし、特にこれ以上どうこうしたいという気が無かった。
ただ親の意見を聞いて、車の事故は初めてのことだったので、私が無知なんだろうかと悩んだ。ユカさんに一部始終を説明し、「今回は運が悪かった、けどケガがなくてラッキー」とユカさんにぽつり。
「あんたのそういうお人よしなところあるから、尾台家(ユカさんの家族)はみなみと付き合っているのね」と、ユカさん。
結局、その後もう一度保険屋さんと相談。車はローンを組んで購入するが、0-10で相手が悪かったこともあり、対物対人両方の保険金で車代をひくとオツリがきた。
上記の事故で学んだこと2点をまとめた。
①良くも悪くも、世間知らずさがしっかりした人を呼ぶ。
学んだことは、世間知らずだから無知だから、といって情けなく思うことはないというし、むしろ「世間知らずは武器、しっかりした人を味方につけられるから」 ということ。
(もちろん自分でも勉強はしようね、ということは当然です。)
私はよく世間知らずだ、お嬢様だ、おっとりしていると言われてきた。だけど、その世間知らずだからって落ち込むことはなくて、それを自覚して、だれかに教えを請うたり、助けをもとめれば、いつの間にかしっかりした人がいつもそばにいてくれる。居続けてくれる。
②自分の損にこだわりすぎない。
みんなそうかもしれないが、私は自分の権利を主張することに慣れていない。 上の車の件はその対応でよかったのかもしれない。だけど、普段の生活の中で自分の権利を主張すべき場面もたくさんあるから、ちゃんと修行はしないといけない。特に自分の仕事(プロフェッショナル)に関して気安く値下げすべきじゃない。
でも今も私はどこかで「多少の損は気にしない」ようにしてる。
自分の権利の最後の一片まで取り戻すために、画策したり、誰かを責め立てたりしない。
諦めている、訳じゃなく、自分のためにそうしたい。必ずそれは自分に返ってくるし、きっとその言動を周りはよく見ている。私は思う。
多少の損をしても気にしない人の方が、人として付き合いやすいし、何かあったときは助けたいと感じるはずだもの。
私はたぶん損は多少してるかもだけど、なんとか楽しくいきてます。
お父さん、お母さん、もうすぐ帰るよ!
おわり。