【仕事観について】「なんで私が?」と窮屈にならない、うまく教えてもらうには
派遣をすると、いつも「新人」
派遣の仕事をはじめてしばらくたつ。
新しいところで仕事をすることに、だいぶ慣れてきた。
右も左も分からないことから始まるので、
どうやって、うまく教えてもらって、覚えていくかを考える。
身につけるべきは、うまく教えてもらう姿勢と技術。
先輩に教えてもらったことをやったのに、失敗して、怒られることがある。
しかし、基本、どんなミスも、やった本人の責任。
そのアクションを選んだという事実に、責任は生じる。
もちろん新人・部下のミスは、上司の管理不足でもあるが
怒られ続けていると、
「〜さんにこうしろと、教えられたんですけど…」
と言いたくなる。
ウソを教えたのは、アイツじゃないかと。
しかし、結局この言葉で伝わるメッセージは、
「ね?だから、私悪くないでしょ?」だ。
余計に相手をイラッとさせる。この言葉は、自分の評価を傷つけるだけだ。なんのメリットもない。
このような件があったときは、
ただ「すみませんでした」と謝る。
「あーちょっとツイてなかった」と軽く受け取り、
「まあ、今知っといてよかった」とプラスに考える。
先輩に教えられたことを「いつも」「そのまま」やらない。
分からないことは、分かりそうな人に聞く。すぐ実行。
で、問題は、次に似たようなことがあった時。同じことを今やるべきかどうか、確信がなければ、誰かに聞く。
その先輩が教えてくれたことは、その時点である条件がそろっていたからできただけかもしれない。つまり、教えられたことが自体は正しい判断・行動でも、いつでも使えるとは限らないのだ。
自分で分かることは、自分で確認。時間がかかりそうなことは、時間に余裕がある時か、事後に調べる。
自分で調べてすぐ解決するならその方がいい。
以前婚礼配膳の仕事をしたとき、披露宴中にバーで提供するドリンク種類が分からず、他のスタッフに聞くと「あ、それ、紙にかいてあるよ!」と。
そういえば、最初にリーダーからもらっていた婚礼の詳細が載ったプログラム。四つ折りにしたそれを、ポケットから出す。
婚礼プログラムは、両家の席次表・コース料理の説明があると聞いていた。ドリンクも載っていた。少し考えれば予測がついた。
聞く前に自分ですぐ調べられないか?と一瞬考える事は大切だ。
なんでもかんでもすぐ聞くと、調べもしないで聞くなよと、思われかねない…
ただ場合によっては、次のアクションまでの締め切りに余裕がある時や、事後に自己学習と時に限られる。締め切りの近い作業・仕事はテンポよくやる必要があり、調べる時間には限りがある。聞けるなら聞こう。
慣れるまでは、うまく教えてもらおう。
どうしたって、新人はわからないだらけ。ガマンが必要。
結局どんな手段を使っても、正しい(妥当な)やり方が理解するまでには、どうしても時間がかかるし、周りに助けてもらわなければいけない。
先輩に指示やアドバイスを聞くときは、素直な姿勢で聴きつつも、半分冷静に聞こう。
「このやり方に汎用性はどれくらいあるか」
「先輩ちょっと、どっか勘違いしてないだろうか」
心のどこかでそう感じながら、先輩の話を聞き、質問があればしよう。
そして質問も、
「なにすればいいですか・・・?」
から、
「こうしたほうがいいと思うんですか、どう思いますか・・・?」
にステップアップしていこう。
そしたら、段々気持ちよく教えてもらえるようになる。
半分、自分のためのメモ。
おわり。