自然とじゅくとワタシ

ワーホリ@バンクーバー 30歳「夢見る夢子」。子ども向けオンライン勉強コンサルをはじめる。

【じゅくの先生】「いかに教えないか」を探る、葛藤の日々です

じゅくの先生、みなみです。

昨日1400字も考えながら書いた文章、間違えて消去、ヤケになってPC閉じました(笑)

 

長いです。時間ある時にどうぞ!

 

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じゅくの場所【佐久】

 

「教える」ことで最も大事なのはテクニックじゃない

 

よく人に教えるって大変ね、と言われます。

 

でもね「教える」で最終的に重要なのはテクニックじゃなく、「我慢や根気」かなって。

わかるところまで噛み砕いたり、どんなに初歩的なことでも戻って、相手をこバカにしたり、精神的に追い詰めずに、できるだけリラックスした状態を作り、具体的に説明することです。これにつきます。でも結構難しいんです。すぐイラっとしたり、正論で追い詰めて、論破したくなる。(それ先週の授業でやったやん、なんで?復習してないの?とか)

 

感情的になるのは(私の中では)アウト。自分の負の感情があっても、極力悟られないように、たんたんと答え続けます。もちろん時々それに失敗しますし、何回も同じこと聞かれると答えるのをしぶったり、ナメた態度や言動には軽いお叱りやジョブお見舞いしたりします。

 

大事なのは、教えると教えない時間のバランス。

 

ただ、この仕事は「教える」ことは自体はそんなに重要じゃない。

大事なのは、「教える」と「様子見・観察」のバランス。つまり「教えない」という選択もある。

 

 

  1. 自分から聞いてくるのを待つ 
  2. 長時間つまっていたら、さすがに「どこわかんないの」と聞く
  3. 質問を受けたら、すぐ説明しないで解答を読ませる
  4. か、その問題を解くのが2回め以降なら小出しにヒントを出したりもする
  5. 理屈を説明する必要性がある時、なぜそうなるかを解説する

 

箇条書きにするとこんな感じです。

3ですが(その問題を解くのが何回めかにもよるが)初見の問題は「まず答え(解説)読んでいいよ」。解説はお手本。お手本を見ないことには、まねもできないので、最初のスタートは切れません。

 

agrigirl618.hatenablog.com

 

 し、解説を読んで理解する作業は、根本的な思考力をつける訓練にもなります。

 

 

 

一部の子は「数学はひらめき」と思ってますが、違います。

 

 

数学で点が取れるかの大きなポイントは、「どれくらい解答パターンを覚え、使えるか」です。あとは、計算問題みたいな筋トレ。半分、暗記ゲームです。

だから、結局はどんなに頭良くても、まずアホみたいな量のパターンを覚えるしかないんです。

それができれば、だいぶ戦えます。

  

「分からなそう」と思っても、すぐに色々教えない

 

だいたい、手が止まると「分からないことがある」か「集中力が切れた」状態です。

まず、じっと見ます。私が見てることが分かると、集中力が切れた子は「ヤバっ」となってまた勉強し始めます。分からなくて止まってる子は、目が合うと「せんせ〜」と何か聞いて来たりします。そこで始めて、私は彼らの勉強のスペースに入ります。

たまに、通りすがりに声をかけたりもします。

 

でも、すぐ教えません。「ふーん、分からないんだ」「大変だね」「あーそれむずかしーよね」「○○高校、問題集エグいね」とか言って、しばらく放置。うわ。書いてると、まるで人ごとのよう( ^ω^ )笑

 

で、小出しでヒントを与えます。

できるだけ、一方的に説明しないで、キャッチボールしながら教えます。

 

たとえば…

 

せいと「先生、(解説を指差して)ここなんでこう(左辺=右辺)なるんですか」

みなみ「これ、ふつうに(左辺を)計算しただけじゃない?」

せいと「計算…(しばらく、解説を見て考える)」

みなみ「この式展開したら…(しばらく待つ)」

せいと「…(考えてる)」

みなみ「このカッコを展開したら、6nになって、ー6になるよね…(また待つ)」

せいと「えーと10ー6で・・・だからこれが4?」

みなみ「そう!」

 

もしこれを、一気に言うと。

 

せいと「先生、(解説を指差して)ここなんでこうなるんですか」
みなみ「これ、ふつうに計算しただけじゃない?この式、つまりまずカッコを展開したら、6nになって、ー6になるっしょ?だから10ー6でこれが4。そしたらこれ(左辺)はこれ(右辺)になるでしょ」

 

もし、一気に言うと解答すると生徒は

  • 頭のいい子だと、途中でもう答えがわかったから、途中から説明いらない
  • 聞くだけでわかった気になる(でも自分がどこで分からないか分からないまま?)
  • 1〜10まで説明してもらえるのが当たり前になる

 

そして教える側も

  • その子がどこのポイントでつまづいたか精査できない
  • つまり、教える側の自己満足になりやすい

 

もちろん時と場合によるし、程度も変わってくる。

ただキャッチボールをしながらいけば、その子の反応でもっと説明が必要か?それとももうこれ以上説明しなくてもいいか、その見極めのポイントがわかる。

 

そのポイントによって「これ以上は教えない」という選択も必要なのだ。

 

 

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じゅくの場所【御代田】

 

【まとめ】人生もそうだけどさ、本番でいかに自力で分析して、解決策を打ち出せるかなんだなって

 

結局これ⬆︎ができるようなってほしいのだ。「社会に出た時のため!」とかそういう長期的なあれではなく、短期的な意味でも。

定期テストだって結局は自力で解くじゃないすか。誰の助けも借りられない。自分で噛み砕いて、自分で課題をこなす力。

 

結局問題もよく読みこんでないじゃん、みたいなことがあるのだ。

 

だから、「手をかけすぎない」こと。自力が前提。問題をよく読ませ、解答を読ませる。

で、必要に応じて助け舟を出す。

 

「わからない」って言われても、すぐ教えない。ヒントを小出しにする。

「教えてもらえる」ことが当たり前に思われちゃうからね。それが怖い。私もいつかいなくなるから。

 

でも、教えてもらわないと全然進めない子とかもいるから、そこは葛藤なんですね。

 

 

おわり。

 

きょうのつくしくん


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だいぶ三角です!