【問題集について】中学生や高校生が自分で問題集を探すなら。失敗しないためのアレコレ
学生でも、(社会人でも?)問題集でも買って勉強始めようと思ったら
そのやる気とブッ潰さないために、大事だと思ったこと、まとめました。
問題集と参考書の違い
純粋に参考書のものもあれば、半分問題集、半分参考書みたいな本もありますが…
家にある本使ってみた。むかって左が参考書系、右が問題集系。参考書はとりあえず厚いね。
- 問題集は、文字通り問題がいっぱいある。実践式。
- 参考書は、ある教科について、情報を体系的に網羅したもの。つまり、ひとつずつ説明してくれるもの。
スポーツに例えると…
- 問題集は、実際にコートに入って、練習してさせるもの。
- 参考書は、体育館の床に座ってコーチの説明を聞くようなもの。
つまり、勉強のためには、どっちの役割も重要で、どっちをどれくらい使うか、のバランスが大事だ。
大げさにいうと、問題集ばかり解いても、知識は整理されないし、参考書ばかり読んでも、イマイチテストで解けない…可能性がある!
↓参考書の中身を見てみる
数Ⅱ
中学地理
説明が中心だ。
↓問題集の中身を見てみる
中学社会①
中学社会②
数学Ⅰ
まずは「問題集」から買う。
突然だけど、授業中に先生の話が長すぎて、途中から内容を覚えてないってことないだろうか?聞きたい気持ちはあっても、だんだん集中力がなくなってきてウトウト…。
参考書を読んでても似たようなことがある。1、2ページで、あくびがでる。
思うに、そもそも人間は、苦手な話やキョーミない話を、長い時間、聞いたり、読んだりできてない。(経験上)
先生、ごめん。
そんなあなたは、参考書よりまず問題集を買おう。問題集を使って、まず解く。分からなければ、解説を見る。最近の解説は、参考書張りに親切に一つ一つ説明してくれてるから。
根性に自信がないなら、うすーい問題集買う。
厚い本のほうがなんでも書いてあって、お得感があって、つい手が出る。
でも。
「問題集って一冊やりきったことないんだよね」というあなた…
最初の2、3ページやって、何冊もそれで死なせちゃったあなた…
できるだけ、薄い問題集を選ぼう。
問題集の目的は「最後まで終わらせること」「必要あれば何周かして、定着をさせること」。自分のショーモナイ継続力でも、ちゃんと終わりが見える量。
↓こういうのもある 高校受験用。
→「国語の基礎が学べる問題集」は驚異的な薄さだけど、問題数も多すぎず、ざっくり基礎ポイント復習できます。
→「BEST本」は写真は古いバージョンのです ごめんなさい。15日分に分かれてあるので、計画も立てやすく、終わりも見えやすい。模擬試験も数日分ある。
※普段使いのものがすでに厚めだったら、A問題だけ、先に一周するとかね
解説が細かいものを買う。
参考書を買わない理由がココにある。問題集の解説が参考書代わり。問題集の解説が細かいものを買う。問題のページよりも、解説のページが多いくらいでもいい。
1ページに1時間以上かかる?
とっとと解くのはやめて「早く答えを見よう」
「え?答え見ていんすか?」
と聞かれるけど、いいの。見て。お手本見ると思えばいいの。
考えすぎは、時間のムダになる。最初は、解説のマネでいい。解説はコーチみたいなもの。スポーツで分からなければ、コーチのヒントを聞くよね?だからいいの。
チャート式。下が解説。同じくらい厚い。
難しめの問題がツライ人は、易しい問題から一周しよう。
迷ったら何冊か、買ってもイイ。
自分に合う問題集は、なかなか難しい。実際にやってみてわかる。手始めに2冊買ってみて、最初だけ解いて、どちらかにしぼってもいい。
このもう一冊はムダとおもう必要は無い。必要な投資だったのだ。
やってみないとわかんないし。ね。
ブレーンを作ろう。
ブレーンとは、もともと「脳みそ」の意味。転じて、「自分のそばにいる頭の超絶イイ人」自分の横に、頭の良い「脳みそ」を確保するのだ。
解説を読んでいても分からない時がある。なぜか途中式が合わない。身近にブレーンに頼ろう。学校の先生でもいいし、頭の良い友達でもいい。塾の先生でも、近所の仲の良い大学生でもいい。
今はネットでなんでも調べられる。けれど、途中式うんぬんは、だれかに早く見てもらったほうが良い。携帯のカメラで撮っておいて、後でブレーンを捕まえた時に聞いてもイイ。
と、いうことで。
問題集選びは大事。良いのが選べますように。それでも悩んだら、コメント下さいませ。